入試問題
春の七草は覚えている人も多いですが、秋の七草って全部言えますか。 中学入試ではどのくらい出題されているのかな? 確かめて見るために、有名中学入試問題集の2019年度用から2024年度用までの6年分を検索してみました。
図形問題を苦手な単元と感じる生徒は多いです。 苦手と感じる理由はいくつも有り、このブログでも何度か記事にしています。 対策は理由ごとに違いますから万能の対策というものはありませんが、その一つが「自分で図を描いて考える」ことです。
旅人算のひとつ、歩数と歩幅の問題は苦手とする生徒が多いです。 この問題を解けるようにするポイントは、「速さの本質」と「歩数には2種類あること」の理解です。 例題として 2010年の立教池袋の大問4 を説明しました。
計算力は算数や理科の基礎です。 中学入試では「正しい答えが出せる」のはあたりまえで、いかに「早く、楽に、ミス無く」答えをだせるかがポイントです。 今年の過去問を使って「私ならこう解く」を書きました。
速さの問題で兄と弟が短距離走をして、二人が同時にゴールするためには兄が何メートル後ろからスタートすれば良いかという問題は、比を利用する典型題です。 速さ・時間・距離のうちのどれが一定か考えれば解けます。
2本の直線で作ったV字形をジグザグに切った図形の問題を、私は「タケノコ」と呼んでいます。 出題パターンのひとつがジグザグの直線で同じ面積に分けた時に、長さの比を尋ねる問題です。
立体図形の問題から点光源の作る影の問題を解説します。 例題は東京農大第一の2014年度(平成26年度)第3回入試の大問4番です。 点光源からの光で壁が作る影の面積の計算と、その発展で円筒が作る影の作図をさせる出題です。
開成中学2008年(平成20年)の大問2を使って、直方体のビルが、点光源からの光で作る影の問題を解説します。 成績上位の生徒でも初めて見るととまどう出題ですが、あるコツを教えると簡単に解けるようになります。
点光源、たとえば街灯から離れて行くように歩いている人の影についての問題を解くコツを書きます。 コツがわかってしまえば、基本的な平面図形の知識で解けます。
2月5日に頑張るすべての受験生を私は応援します。 本郷中学をめざして、あと1回のチャレンジに挑戦する君へ、電車の中で読めるくらいのアドバイスをプレゼント。 2月4日23時59分の出願締め切りを待って記事を公開します。
今年の首都圏の中学受験も2月2日が終了し、出題内容を見られる学校が増えて来ました。 御三家を含むいわゆる難関校の出題内容についての感想第1弾です。
今年の女子学院の大問1は天体に関する出題でした。 冒頭の水星や金星の公転と自転を考えさせる問題について、解き方を解説します。
2023年度、中学入試、理科の出題新傾向に関する記事です。 私が注目している理科の出題傾向を列挙します。 ・植物分布(バイオーム) ・リニアモーターカーの仕組み ・おもな水溶液のpHの数値 ・地球型惑星と木星型惑星の差異 ・流星群の見えるしくみ ・カ…
5月15日は、沖縄の復帰記念日です。 そのことから思い出したのは、鹿児島ラ・サールの社会の過去問でした。 数年前、けっこう話題になった設問です。
先週の「チコちゃんに叱られる」で「惑星はなぜ「惑う星」と書く?」という題材がでました。 天体に関連した入試問題に関しては何度か記事を書いて来ましたが、この機会に惑星の動きを掘り下げてみることにしました。 中学入試では難関校で出題されるレベル…
2022年4月は土星・火星・金星・木星が夜空に並んで見える天体ショーが有ります。 ただし、それが見られる時刻が夜明けなので、中学受験の出題に取り込まれるかどうか私は疑問に思っています。
いもづる算(不定方程式)の解説で、前から不満に感じていたことがあります。 それは最初の芋の具体的な見つけ方が書いてない場合の多いこと。 東京農大第一中学の2020年(令和2年)の大問1を例題にして解説します。
Sapix小6算数の611-08「小数・分数」では、エジプトの分数とも呼ばれる「単位分数の和」の問題が登場します。 「全ての分数は分子が1の分数の和の形で表すことができる」という事を使った問題です。 これの解き方は、分母が積、分子が和になるような2数を…
火曜日の東京はみぞれが降り、午後1時で1.9℃しかありませんでした。 3月16日の震度6強の地震の影響で火力発電所が停止していることに加えて、厳しい冷え込みの影響で電力事情が厳しくなり、「電力需給ひっ迫警報」が発令されました。 その状況を報道…
算数の<立体図形>単元で円錐(円すい)が苦手な場合の処方箋です。 「円すい嫌い。わからない。」と言っていた生徒が、色紙をハサミで切って作った模型を見るだけで、苦手意識を解消できた姿を何度も見ています。 具体的な寸法を示しますので、試してみて…
中学入試で野菜を扱う問題は、とりあえずこの記事で一段落です。 今日は野菜の断面を尋ねる問題を集めてみました。 紹介する過去問は慶應普通部2008年、巣鴨中学2009年、鷗友学園2007年です。
私自身が中学を受験した50年前、カレーライスに入っている野菜、ジャガイモ、ニンジン、タマネギのうち、タマネギの部位名は「葉」だったと記憶します。 今の受験でタマネギに関してどのような形で出題されるのか、まとめてみました。 取り挙げた学校は、…
植物に関する入試問題で、野菜に関連した出題がけっこう有ります。 まずは「食べる部位」はどこか? という問題の紹介です。 例題は、戸板中学の2014年(平成26年)の問題です。
2月14日はバレンタインデーということで、去年は渋渋の問題を紹介しました。 チョコレートを含めて何かお菓子に関する問題が無いかなと探していたら、ホットケーキに関する出題が有りました。 とりあげる例題は都市大等々力2017年(平成29年)S特選の大問…
慶應義塾中等部2019年(平成31年)大問2の(1)を例題として解き方を解説します。 また約数が5個以上となるような整数について、10個まで素因数分解の式のパターンを並べました。
地質柱状図は、入門編から高難度の問題まで自在に調整でき、関連知識を問う設問も作りやすいので多くの学校で出題されます。 そこで、まずは出題のパターンと基本的な解法テクニックを整理してみました。
滑車の問題では、糸に黒点を打って張力を書き込み、等しい力はどれかを考えられれば複雑な問題も解けるようになります。 大宮開成中学の2009年(平成21年)の大問3番を例にして解説しました。
滑車の問題は、シンプルな手順で解けるようになります。 覚えるポイントは3つだけです。 1:黒点を打ち張力の値を書き込む 2:どんな滑車でも左右の張力は同じ 3:上下の力の合計は絶対に同じ
図形の回転移動は3つの手順を順番通りにやれば解けます。 易しめの例題を使って基本となる手順をまとめました。 例題は渋谷学園渋谷の2007年(平成19年)の第1回入試から大問2番の(2)です。
立教新座の1月入試に出題された各年度の問題から、立体図形に関する出題を抽出して一覧表にしてみました。