2018-01-01から1年間の記事一覧
お雑煮の準備をすすめているお家も多いと思います。 地域によって汁や具に大きな差があるのは良く知られていると思いますが、それを題材とした社会の入試問題が今年(2018年)の函館ラ・サールで出題されました。
城南地区からの受験、かつ本命校は2月の学校という受験生を前提に、1月入試に関する考え方を「本人の心に何を残すか」を軸に整理してみました。
広尾学園の妙に簡単な出題の例をもうひとつ紹介します。 <大きな数の積を面積図を使って考える>計算問題で、<ユークリッドの互助法>につながる解法です。 広尾学園の2014年(平成26年)第3回試験の大問1番(4)です。
勉強を進めて行くなかで「あっ、これとこれは似ている!」という発見が出るようになると、新しい知識がすっと覚えられるようになります。 知識のネット化について算数で面白い例を見つけたので紹介します。 例題は広尾学園の2012年(平成24年)第1回入試の…
2018/12/26 23:45 更新: 新規受付はいったん締め切ります。 冬期中の空き待ち、1月の週末・平日昼間等の要望が有りましたらコメント欄にお書き込みください。
1月31日まで勉強に使える日はあと40日(今日を入れたら41日)です。 40日しかない? いいえ40日もある。 正月をはさんだ冬期休み、1月の学期、お尻のブースターロケットに火がついた子は、この期間に得点力がぐっと上がります。
筆記用具は何を使わせていますか? 2Bの鉛筆? シャープペンシル? 書いている字は濃すぎませんか? 薄すぎませんか? 大きすぎませんか? 小さすぎませんか? 今日はそれらに大きな影響のある筆記用具についてです。
生徒がしてしまうミスのひとつに「問題文に書かれた情報の見落とし」が有ります。 良く見る防止策のひとつに「大切な所に下線を引きましょう」というものが有りますが、それが出来れば苦労はしない、って気がしませんか。 今日は、じゃどうするか、という提…
前回の記事の続編として金属の酸化に関する問題を<割合の鶴亀算>を使って解く方法の解説をします。 例題は高輪中学の2014年度(平成26年度)C日程から大問の2を使いました。
理科の計算問題は大部分が<比例関係>を使って解けます。 出題者が難度を上げたい場合、その比例関係がどこで「崩れるか」を考えさせる場合が多く見られます。 今日は金属の酸化に関する問題について、出題者がどのようなパターンで出題して来るか整理して…
一昨日の投稿の(2)に関する解法です。 例題《世田谷学園の平成25年(2013年)の第3回入試から大問の3番》
昨日の投稿の(1)に関する解法です。 例題《世田谷学園の平成25年(2013年)の第3回入試から大問の3番》
問題を解くとき、腕を組んで問題文を睨むだけで解法を思いつけるのは基本レベルの問題だけです。 紙に書いて解き方をさぐった例を載せます。 例題は世田谷学園の平成25年(2013年)の第3回入試から大問の3番です。
よく「過去問と同じ問題は2度と出ない」ということを聞きます。 では過去問の演習とは何のためにやるのでしょうか。 形式や傾向に慣れるため? いやいや、演習でやった過去問とそっくりな問題に受検本番で出会うことって有るのです。 ではそれはどんな場合?
公私共にいろいろあって、ブログの更新を3ヶ月半も空けてしまいました。 恥ずかしい。 そろりと再開します。 とりあえず、ペースは落として偶数日に短めの文字数で、と考えています。
ちょっと息抜き投稿です。 あえて言えば<和差算>なんですけれど、どっちかって言えば認知行動の話? と言うより、日々雑感?
スマートフォンやタブレットで文書をPDF化するアプリはいくつか有りますが、私はCamScannerというものを使っています。 有料版もあるアプリですが、無料版で十分に役に立っていますので、その紹介です。
100ページを超える製本をワンコイン(500円)でやる方法です。 いわゆる無線綴じと呼ばれる製本ですが、意外に簡単にできます。
通常とは90度回転した向きに針を挿すことの出来るホッチキスがあります。 私は塾の先生になって初めて存在を知り、ちょっと感動しました。 これを使うと2つ折りの冊子を簡単に作ることが出来ます。
塾のテキストに付属した確認テストなどで、何枚かの紙が冊子になっているのだけれど、容易に1ページずつピリピリと切り離すことが出来るものがあります。 そういう冊子を自分で作ることができます。
ミスを減らすための方策の続きです。 ミスの数を減らすために大人はどのような手助けをできるのか?ということを考えてみました。
「組分けテストや模試でミスを多発する。 どうすればミスを減らすことが出来るのか。」 という相談を数多く受けます。 なにしろ、このブログを書き始めた最初の日の投稿が『算数のケアレスミスの防止』というタイトルでした。 今回は続編として我々おとなが…
私は<N進法>を教えるときには「ゼロ」という数字を考えさせるところから入ります。 ゼロが無いローマ数字や漢数字の話から位取りとは何かにつなぎ、十の位の数字や百の位の数字が何を表しているかという話から換算の計算方法の説明につなげます。 過去問…
平面図形の単元で回転移動の問題を苦手とする生徒は多いです。 平行移動まではついて行けても回転移動になると動きがイメージできないみたいです。 実際に図形を動かしてみて体験すると実感が沸きますので、ご家庭で簡単に作れる教材を紹介します。
ScanSnapに関する記事で書いたように、私は学校のレベルによる出題の傾向を感じる目的で過去問題集を幅広く収集して片っ端からデジタル化しています。 収集のために古本屋をまわっていて感じたことなどを書きます。
私が中学受験の講師になるずっと前、娘が中学受験を終えた小6の2月末、テキストやプリント類を捨てる前に記念写真を撮りました。 部屋の隅で崩れないように積み上げてみたら横に立つ娘の身長を超えていました。 通う方でこれですから、教える方は膨大な印…
昨日紹介した青山学院の入試問題では塩酸に固体の水酸化ナトリウムを加える中和の操作で激しい反応が見られるという記述がありましたが、水溶液を用いた中和反応でも発熱はおきます。 これを使うと中和と熱量の複合問題が作れます。 例題として取り上げるの…
中和に関する問題で最も基本的な出題は塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和について双方の量が表になっていて、その表の中に完全中和の数字も明記されていて、設問は化学物質としての性質やpH指示薬の色を尋ねるものなどです。 出題者が正答率を下げる工夫…
濃度(塩水算)の解法で<濃度てんびん>を使うときに、水分を蒸発させる問題はちょっと工夫が必要です。 例題は、世田谷学園の2011年(平成23年)の第一次試験から大問1の(2)です。
複雑に見える力学の問題は要素に分けて順に考えることが必要です。 そのためには問題の図に上手に書き込みをするのがコツになります。 「力学が苦手」と言う生徒に目の前で問題を解かせてみると、腕を組んで考えているだけという者が多いです。 力学の問題の…