理科・地学
8月9日19時57分 震源は神奈川県西部 深さ10Km マグニチュード5.7 これ、首都圏に住み、地学を学んだ者としては昨日の日向灘のM7.1 よりも背筋がザワザワする地震です。 震源が小田原直下に近いので。
中学入試の天体では、午後8時の夜空が尋ねられることが多いのはなぜでしょう? 午後8時は、小学生が起きていて良い時間帯だからです。 でも、季節の星座は真夜中の夜空で学びます。 この時刻の差について考えておくと役に立ちます。
今日 9月1日の11時58分は、関東大震災から100年にあたります。 中学受験の理科には「安全を守る」知識がたくさん含まれています。 どのような知識を学ぶことが出来るのか、記事をまとめてみました。
昨日の記事の続きです。 予習シリーズを自分に合ったレベルで勉強する具体的な方法を解説します。 これまでに書いた関連記事へのリンクも載せました。
予習シリーズが大幅に難化しています。 どこまで覚えさせれば良いのか困っている保護者様も多いと思います。 今日は小5上巻第18回『地球』を使って、絶対必須の知識を抽出してみました。 抽出のポイントは「宿題から逆算する」です。
昨日の記事では、宿題を活用してテキストの中から絶対必須の知識を洗い出すことを提案しました。 具体的にいつ、何をするかは通っている学習塾が復習型なのか予習型なのかによって変わって来ます。
予習シリーズ小5上の第4回は天体を扱う単元です。 たくさんの恒星や星座の名前が登場しますが、どこまで暗記すれば良いか分からず困ってはいませんか? 今日は恒星や星座について、絶対必須の暗記範囲について書きます。
今年の女子学院の大問1は天体に関する出題でした。 冒頭の水星や金星の公転と自転を考えさせる問題について、解き方を解説します。
探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰ったサンプルから、複数のアミノ酸が検出されました。 これ、凄いことです、もの凄いことです。
生徒が天体の単元に苦手意識を持つ理由のひとつが、「空を見上げる視点」と「宇宙から地球を見おろす視点」を行ったり来たりして考えなければいけない事です。 これはつまり、空の様子を主観的に見上げる天動説的な把握と、その自分の姿を客観的に宇宙から見…
日食が左右どちらから欠けるか、日食の欠け方と月食の欠け方の違いがさっと説明できますか? 中堅校以上なら、中学入試の理科で普通に出題されます。 今日は、地表から見た太陽と月の動きを理解することで、両者の欠け方を学びます。
先週の「チコちゃんに叱られる」で「惑星はなぜ「惑う星」と書く?」という題材がでました。 天体に関連した入試問題に関しては何度か記事を書いて来ましたが、この機会に惑星の動きを掘り下げてみることにしました。 中学入試では難関校で出題されるレベル…
2022年4月は土星・火星・金星・木星が夜空に並んで見える天体ショーが有ります。 ただし、それが見られる時刻が夜明けなので、中学受験の出題に取り込まれるかどうか私は疑問に思っています。
地質柱状図は、入門編から高難度の問題まで自在に調整でき、関連知識を問う設問も作りやすいので多くの学校で出題されます。 そこで、まずは出題のパターンと基本的な解法テクニックを整理してみました。
夏の大三角の3個の恒星は、必ず「デネブ、ベガ、アルタイル」の順番で覚えてください。 その理由は夜空に見える時間の違いです。
2021年は5月26日と11月19日の2回も月食が有りました。 当然、どの学習塾でも時事問題として知識の再確認をしていますから、解答力を上げておくのが合格を勝ち取るためには必須だと思います。
星座早見は苦手意識を持つ生徒がけっこういますが、その原因が「何を覚えれば良いのか分からない」ということが多いです。 何を覚えれば良いか、ポイントを書きます。
2020年は台風が1個も上陸しないという珍しい現象がおきました。 近年の気象災害も含めて中学入試の理科で台風は頻出問題です。 現象が起きた背景について受験生が知っておきたい知識をまとめました。
理科の地学分野に関する直前の確認事項です。 岩石の名前まではしっかりと覚えたと思いますが、鉱物についてはどこまで勉強しておけば良いのでしょう? 昨年と一昨年の入試問題を検索してみました。 絶対必須の鉱物名はセキエイ(石英)で、あとはチョウセキ…
自転車で移動する場合、敵となる要素には「標高差」とならんで「降雨」があげられます。 今日は自分の住んでいる町内で何分後に雨が降っているかどうか、高い精度で予想できる動画サイトの紹介です。
地球温暖化の影響で、国内でも大雨による被害が出ています。 山すその住宅街に泥水が流れ込んだ場合、雪と違って自然には消えない泥の片付けは、水分が多いうちはスコップですくえず、乾いてしまえばカチカチになるやっかい物です。 今回は入試問題とからめ…
今朝、NHKの朝の番組を見ていたら今年度(2020年度)の麻布中学の入試問題が取り上げられていました。 そして取り上げられた理由が、今日が初代はやぶさ帰還の10周年だからでした。
2020年の立教新座の地球の大きさを計算させる問題の解説です。
昨日の続きです。 ごめんなさい、上・下2本の記事で公開するつもりでしたが、問題文そのものが面白いので部分的な引用はやめてフルに紹介することにしました。 文字数が多くなるので今日は問題の紹介までで、解説は明日です。
太陽の南中高度(南中した時の地平線から見上げる角度)を使って地球の大きさを計算させる問題は、解き方を習得しておきたい問題のひとつですが、南中高度でなく経度を使って解かせるという問題が今年の立教新座で出ましたので解説します。
恒星と星座に関する入試問題で、御三家クラスで合格点を取るために必要な知識をまとめました。 例題としては女子学院の2005年(平成17年)の大問1を取り上げました。
昨日の記事は気象を考える基礎として、低気圧とは何かということなどを書きました。 低気圧の正体は大気の上昇、それを起こすエネルギー源は太陽、そして大きな役割を果たすのが水でした。 今日は、その水の話です。
2018年は地球温暖化の影響もあり気象関連の災害の多い年でしたので、入試でも気象に関連した出題が予想されます。 そこで気象に関する基礎的な知識の解説を載せます。
昨年(2018年)は皆既月食や火星の大接近など天体の話題がたくさん有りました。 当然、今回の入試の理科でも<地学・天体>単元の出題が想定されます。 天体に関しては何度かブログでも取り上げましたので、体系的に学習する順番を織り込んで整理しました。
日本列島は長い活動の休眠期から目覚めつつあります。 志望校選びでも「徒歩で帰宅できる距離」という項目を重視する保護者様が増えています。 今日は地震の初期微動継続時間から震源までの距離を求める問題です。 とりあげる例題は、実践女子の2009年(平成2…