2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
当ブログを書き始めて3ヶ月経ちました。 ブログの現状の報告と、世田谷散歩ネタで区内の小道のわきに立っている「大山詣の旅人像」です。
昨日の「なぜ流線型は前側でなく後ろ側がシュっとした形をしているのか」の続きで、東京都立桜修館中等教育学校の2015年(平成27年)の適性検査Ⅱから大問3です。
はてなブログの仕様変更により、Facebookへの投稿連携は本日2018年7月29日で終了するそうです。 という訳で5月1日から続けてきた連携はこれが最終になりますが、はてなブログへの投稿は続けますので、告知目的で通常の記事とは別に1本投稿しました。 駒澤…
自転車で走るとき、時速20キロを超えると空気の抵抗を強く感じます。 自転車のフレームも断面が流線型をしているものも多いのですが、なんで流線型というのは「後ろ」がシュっとしているのでしょう? なんで前側が尖っていないのでしょう? Eテレの考えるカ…
思ったより忙しくなって、毎朝8時に設定した予約投稿の事前登録を使い切ってしまい、3日間投稿無しになってしまいました。 塾のひとつが休校になると余裕が作れるので昨日の午後に頻繁に確認していたのですが、ついでに大手塾のいくつかについて何時頃に発…
すでに受験勉強を続けてきた生徒への指導を引き継いだ場合、私には確認することがひとつ有ります。 それはこういう質問。 「算数の宿題って4ページだったよね。 昨日(日曜)はそれにどのくらい使った?」 なぜそのような質問をするのか、という話です。
公倍数を使う問題で、正答率を下げるために「あと△を足せば倍数になる」という解法を使わせるものがあります。 過去問の例として、東京女学館の平成22年の第2回入試から大問2番の(2)を取り上げました。
中学入試に算数1教科で受けられる入試が急激に増えています。 これまで高輪中学とか攻玉社などがありましたが、今年の入試から品川女子、大妻中野などの女子校が導入したので驚いていたら、続々と来年度での導入が発表されています。
質問のやり方といっても、個別や家庭教師などにおける一対一の場合と、集団授業の塾で講師に質問に行く場合では異なるように思えます。 しかし、基本とすべき姿勢はどちらも同じであると私は考えます。
自転車と言うのは、てこ、輪軸、歯車などのメカのかたまりですから、中学入試の理科・物理・力学の分野ではとても良く出題される問題です。 基本はすべて正比例・反比例の関係になりますので、問題の図に慣れて、登場する名前とその比例関係を覚えてしまうの…
直線上の円の転がり移動に関する投稿の第三弾です。 昨日の聖光学院の自転車の問題で、選択肢の(オ)や(カ)のように点が進行方向とは逆に戻る場合は無いのでしょうか。 実は有ります。 それがどんな場合なのかという話題と、Eテレのお勧め番組「考えるカ…
昨日の記事「扇形や円の問題と図形の回転移動」の最後で書いた、直線でも、おうぎ形の弧でもない曲線上の動きをする点の話です。 取り上げた過去問は 聖光学院 2009年(平成21年)第1回入試の理科から 大問4番 です。
おうぎ形や円の登場する平面図形の問題や、図形の回転移動の問題に関して、質問に来た生徒に指示すると自分で解法を見つけてしまうという解法の合言葉を紹介します。 例題は早稲田大学高等学院中学部の2010年(平成22年)の大問3番です。
中学受験の算数には「○○算」と名前の付いたものがたくさん有ります。 その中の多くは江戸時代に日本で花開いた和算を起源としたものです。 なぜ、そのようなものを勉強するのでしょう?
サイコロと立方体の問題は中学入試でも頻出ですし、低学年のうちから慣れておくと効果の大きな単元です。 と言う訳で、今年の春の四谷大塚・全国統一小学生テストを例にして小1から小6までの各学年でどのような出題がされたか取りまとめてみました。
小5の夏。 算数では、いよいよ比の導入が近付いています。 私が、比の学習の準備として習熟度を上げておきたいと考えるのは2つ、「割合」と「分数」です。 分数とは何か。 何をしておくべきか。 今日はその話題です。 取り上げる例題は 白百合学園の2017年…
私は集団クラスの授業でも生徒との個別対応でも「わかった?」という質問をしないよう気をつけています。 そして、本人が「ここがわからない。」と尋ねて来ても、実はわからない原因が別のところに有る場合がけっこう有り、それが対面でやりとりをする指導で…
模試や組分けテストの解き直しは、ごく一部の生徒を除いて全部の問題をやっては駄目です。 なぜなら、それらの試験は生徒の成績ができるだけ正規分布になるように難易度の構成を調整しており、0点の生徒も出ず、100点の生徒も出ないように問題を作っているの…
昨日書いたスキーのたとえ話が分かりにくいと家人から言われました。 くやしいので分かりにくい原因を考えて補完するための文章を一気に書きました。 今度はゴルフにたとえてみました。
塾の先生をやっていると、かならず出会う勘違いがあります。 難関校に合格する子は難しい問題を正解できる。 だから家の子にも難問を解かせれば・・・(遠い目) 解けないのは本気度が足りないからだと責められる子は・・・(涙目)
時計算の第2弾です。 短針と長針が左右対称になる時刻を求める問題を<ア+ウ=ウ+イ>、<比を使った旅人算>、<シャドウ針>、<逆進針>という4種類の解法で解いてみました。 例題は日本大学中学校(日吉)の2010年(平成22年)第1回入試の大問1の(6)で…
時計算もまた、苦手とする生徒の多い単元です。 そしてまた、質問対応をして「わかったぁ」と帰って行っても「やっぱ、わからん」と戻って来るリピート率の高い単元です。 生徒指導の中で見てきた苦手の原因と対策をまとめてみました。
図鑑を買いましょう。 高価なシリーズでなくてかまいません、古本でも良いです。 読ませましょうではないです、買って並べておくだけで良いです。 図鑑的知識と関連する入試問題として 慶應中等部の2009年(平成21年)の大問4を紹介します。
割合のつるかめ算は苦手な生徒が多い問題ですが、理科の<金属粉の酸化>でも使う解法ですので中堅校以上の受験生には必須です。 例題は明大明治2012年(平成24年)の第2回入試から大問1の(5)です。
小6の夏期講習は受検前に弱点の補強、苦手を克服する最後のチャンスです。 また小6に限らず、効率的な勉強をするというのは常に考えてあげたいことです。 限られた資源で最大限の効果を得るというのは、ビジネスで求められることと同じです。 そこで、QC…
夏期講習会の前というのは多くの塾で個別面談をおこなう時期です。 その際、面談担当者の手元には成績推移の表があり、偏差値などのデータを見ながら話をすることになるはず。 本日のテーマ『データは嘘をつかない、しかしデータに嘘をつかせることはできる…
日本列島は長い活動の休眠期から目覚めつつあります。 志望校選びでも「徒歩で帰宅できる距離」という項目を重視する保護者様が増えています。 今日は地震の初期微動継続時間から震源までの距離を求める問題です。 とりあげる例題は、実践女子の2009年(平成2…
1月の中旬や2月の最初の週、夜明けごろの電車に乗ると緊張した顔の親子が目につきます。 その中には参考書を開いて最後の知識確認をしている子も居て、ついつい視線を走らせてしまうのですが、持っている参考書にいくつかの特徴があると私は(心の中で)笑…