駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

受験寸前:影の問題の確認を

ブログの更新をずいぶんと空けてしまいました。 ひさしぶりの更新です。 2月の受験まで、あと1か月となりました。 「小6の諸君、受験前に一度確認してください。 影の問題、大丈夫ですか?」

過去問の演習と過去問を使った演習

7月に入り、今年の入試問題を収録した過去問が発売され始めます。 いわゆる「銀本」を使った演習を始める塾も有りますが、これは「過去問を使った演習」であって「過去問の演習」ではありません。 今日は、そのふたつの違いについて書きました。

絶対必須の10個の恒星:発展編

恒星と星座に関する入試問題で、御三家クラスで合格点を取るために必要な知識をまとめました。 例題としては女子学院の2005年(平成17年)の大問1を取り上げました。

二月の勝者・Rクラスの面々

昨日に続いて第4巻までの情報だけを整理しました。【ネタバレ無し】です。第5巻を読む前に読んでも大丈夫です。 今日はRクラスの生徒について、情報やエピソードを整理してみました。

二月の勝者・第5巻

第4巻までの情報だけを整理しました。【ネタバレ無し】です。第5巻を読む前に読んでも大丈夫です。 中学受験を扱った漫画の「二月の勝者」の第5巻が発売されました。吉祥寺校に所属する6年生のうち、キャラ立ちしている生徒だけでも十数名も居ますので、…

ちょっと一息:私の常備防災小物

毎月一日の雑談ネタです。 平成に続く令和も色々な自然災害の起きる時代になりそうです。 そこで今回は私が常に持ち歩いている防災ポーチの中身を紹介します。

4月の模試で書く志望校名

小6はいよいよ受験のための模擬試験が本格的に始まる時期になりました。 合格判定の数字を出す志望校名のリストに何を書くか、まだ悩んでいませんか?

倍数算と倍数変化算:その4

一連の「倍数算と倍数変化算」の最終回です。 <倍数算>と<倍数変化算>の両方を同じ解き方で解きます。 式どうしの差を計算することで解く方法です。

倍数算と倍数変化算:その3

「倍数算と倍数変化算」の3回目として<線分図>で整理して解く方法を書きます。 <倍数算>と<倍数変化算>の両方を同じ解法で解けるのでシンプルになります・・・が。

倍数算と倍数変化算:その2

「倍数算と倍数変化算」の2回目として<倍数変化算>を比例式で解く方法です。 慶應中等部の過去問を例題にしました。

倍数算と倍数変化算:その1

<倍数算>と<倍数変化算>の解き方もいろいろ有ります。 今回はこれを何回かに分けて紹介します。 予定しているのは<倍数算>を特定のフォームで解く方法、<倍数変化算>を比例式で解く方法、どちらも線分図で解く方法、どちらも式の差をとって消し込み…

予習主義と復習主義:補足、特に四谷大塚について

3月9日の記事『予習主義と復習主義について』にコメントを頂戴しました。 本日はそれへの返信として記事を書きました。

SAPIXの復習主義:その3

その2ではSAPIXの生徒が「予習」をした場合に何が起きるか考え、先取り学習の目的で中古教材や他塾の解説資料を購入して勉強させるのは反対ですと書きました。 今回はクラスアップ目的で【授業後の「復習」にテコ入れをする】ことについて考えました。 連続…

SAPIXの復習主義:その2

その1では、SAPIXの復習主義のよる授業の魅力と、知的な発見をするというのが心躍る体験であり、御三家、難関校の合格者を輩出する塾であるというのも良く判る、というところまで書きました。

SAPIXの復習主義:その1

前回、前々回、「予習主義」をうたう四谷大塚本体と、「復習主義」を取る準拠塾との比較をしました。 予習主義と復習主義の話でSAPIXに触れない訳にはいきませんね。 なにしろ授業をプリントで行い、予習という行為そのものを不可能にしている塾ですから。

予習主義と復習主義について

予習と復習に関する話の続きです。 「予習シリーズを使う集団塾」という前提で、予習主義と復習主義のそれぞれについて考えてみました。

予習シリーズの予習って何?

四谷大塚のメインテキストは予習シリーズという名前です。 なぜ予習シリーズはタイトルに「予習」という言葉が入っているのでしょう。 予習シリーズを使う塾では授業の前に予習をしなければならないのでしょうか。

上手な質問のやり方

問題演習で「解けない」とき、生徒はそれを「わからない」と表現することが多く、たとえば先生のところに質問に行くときには「先生、この問題がわかりません。」と言います。 この質問のやり方は間違っています。 今日は上手な質問のやり方を書きます。 ご自…

叱ると褒める:その3

『叱ると褒める』について過去2回、書きました。 今日は「北風か、太陽か」という指導の方向性について考えてみました。

ちょっと一息:世田谷の凸凹地図

私は自転車が好きです。 好きと言ってもピタピタパンツ穿いてロードバイクというレベルではなく、なかばポタリングに近いペースであちこちに走りに行く程度ですけれど。 自転車で走り回るときにつらいのは登り坂。 距離が5割くらい増えても上り下りを避けた…

数の学習:中学受験後に学ぶもの

『数の学習:具象から抽象へ』の続きとして、中学への入学後に数学で勉強する事柄や、そこから派生して中学受験で方程式による解法を使うことについての意見を書きます。

ドラマみかづき、熱さと冷たさの狭間

NHK土曜ドラマの「みかづき」が最終回を迎えました。 このドラマはテーマが見る人によって変わる多面的な構成だったと感じます。 家族の崩壊と復活、受験ブームの創世期、補習塾という場所の価値、などなど。 私は登場する先生たち(特に永作博美さんが演…

偏差値について:3:高校受験と中学受験

偏差値については2回で区切りをつけるつもりだったのですが、急遽、追加します。 今回は中学受験と、高校受験の比較について、です。

偏差値について:2

偏差値に関する話の続きです。 昨日は【偏差値とは特定の母集団の中での相対的な位置である】ということを書きました。 今日は【たかが偏差値、されど偏差値】の話を具体的な数字を挙げて書きます。

偏差値について:1

中学受験の塾は2月が新学期のスタートですから3週目に入ったところですね。 新小4、新小5で新しく始めた生徒も、新小6でいよいよ受験学年に突入した生徒も「偏差値」という数字に一喜一憂することになります。 今日はその偏差値について、具体的な数字…

数の学習:つまづくポイントと対策②

具象から抽象へ進む算数や数学の学習の話ですが、昨日は小3までで終わってしまいました。 続く小4ではいよいよ分数が小数と共に登場します。 そして見落とされがちですが同じ小4で登場する「面積の計算」が実は新しい数の概念だったりします。

数の学習:つまずくポイントと対策①

「数の学習」に限らず算数や数学の学習とは、大きく見れば具象から抽象へ進む流れです。 その学習の途中に(大人は気付きづらいですが)乗り越えねばならぬ大きな段差がいくつもあります。 今日は生徒がどこでつまずきやすいか、それを乗り越えるポイントは…

二月の勝者④【ネタばれ無し】

中学受験を題材にした漫画『二月の勝者』の第4巻が発売されました。 まだ読んでいない人も多いと思うのでネタばれになる話題は避けて、登場した学習法の話を書きます。

2019年 日能研が女子学院で大幅増

各学習塾の合格者数速報が出て来ていますが、大きな変動が有ったのが女子学院でした。 現時点での人数を昨年と比較すると Sapix:141→125、四谷大塚:65→?、日能研:54→78、早稲田アカデミー:73→60 日能研の大幅増が目立ちますが、なぜ? 未確認情報も混じ…

隣は戦友かライバルか

2月1日からの試験期間の3日目や4日目、そこまで苦戦中の生徒への直前特講では受験できる学校名も絞られて来ますから、同じ学校を翌日受ける子が机を並べるシーンもあります。

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