私は自転車が好きです。 好きと言ってもピタピタパンツ穿いてロードバイクというレベルではなく、なかばポタリングに近いペースであちこちに走りに行く程度ですけれど。 自転車で走り回るときにつらいのは登り坂。 距離が5割くらい増えても上り下りを避けたコースの方が楽だったりします。 というわけで、毎月1日の8:00に投稿する番外編として、中学受験以外の話題と、このブログ自体のメタデータを書きます。
世田谷を含む東京西部は関東ローム層の上に発展した町並みですから、中小河川の浸食による谷筋が数多く残っています。 自動車や徒歩ならあまり気にならない坂道も、自転車にとっては負担です。
例えば駒沢から中目黒まで移動する場合、自動車だったら国道246号線(玉川通り)で池尻大橋から山手通りに入るか、環状七号線の竜雲寺交差点から蛇崩川(じゃくずれがわ)沿いの道で向かうかという選択になると思います。
脱線: 蛇崩川というのは等々力(とどろき:水音が轟く川)とならんで侵食されやすい台地の急流・渓谷を示す名前ですね。
脱線2: 蛇崩川沿いの道は環七に丁字路でぶつかるという配置なので交通量が多くなく、246号線の裏道として使えます。 311の日、渋谷に家族を自動車で迎えに行った帰りにこの道を使いました。 びっしり詰まった246号線の数分の一の時間で帰宅できました。
出展:地べたで再発見! 『東京』
駒沢から中目黒まで自転車で移動する場合、246号線は車道左端の舗装がけっこう荒れているので空気圧の高いタイヤをはいた自転車だと尻が痛くなります。 「パリ・ルーベ」レースじゃあるまいし、ガタガタ舗装を楽しむほどのマゾヒストではないので選びたいルートではありません。
といって蛇崩川沿いの道は片側1車線で道幅も狭く、自転車で走るとするとロードバイクの人が自動車の流れに乗って走るのでなければ抜かしていく車にヒヤヒヤすることになります。
脱線3: 246号線はママチャリなどで歩道を走ろうとしても、歩道の幅そのものが狭くて走りづらいです。 なぜ歩道が狭いかと言えば、現在の姿に整備する際に道路全体の道幅を拡げる再開発がされなかったからです。 なぜ再開発がされなかったかと言えば、元々の道幅が広かったからです。 なぜ元々の道幅が広かったかと言えば、皇居と厚木基地をまっすぐにつなぐ軍用の高規格道路だったからです。 首都高速3号線と地下鉄新玉川線(当時)を建設する際に、全体の道幅はそのままで自動車優先で車道を確保したので貧相な歩道になりました。
自転車のルートに話を戻すと、246号線と蛇崩川の間の高台に三軒茶屋から世田谷公園の脇を通って行く住宅街の中の道が有り、用事があって自転車で移動する場合には使っています。 目的があって出かけるのではなく自転車で走ること自体を楽しむポタリングですと、かなり遠回りになりますが烏山川緑道を使う場合が多いです。
駒沢から北に向かって世田谷通りを渡り、松蔭神社の脇の坂を下りると烏山川緑道にぶつかります。 これを東に向かうと三軒茶屋の北を通って池尻大橋の駅の脇まで気楽に行けます。 池尻大橋にある首都高3号線と環状2号のジャンクションは巨大な円筒形の構造物で、その屋上が入場無料の庭園になっていて、のんびりするには良い穴場です。 庭園の奥には目黒区の図書館もあります。
ブログの近況データ
最近の一日の訪問者は250名から350名くらいの範囲で推移しています。 最近のピークは2月21日の500名超でした。 偏差値に関する解説が興味を引いたようです。
2月初旬の中学受験本番、漫画「二月の勝者」第4巻の発売、NHKドラマ「みかづき」などに触発されて連日の投稿が続きましたが、2日に1回くらいのペースに戻します。
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