夏の大三角の3個の恒星は、必ず「デネブ、ベガ、アルタイル」の順番で覚えてください。 その理由は夜空に見える時間の違いです。
中学入試に出題される恒星は、次の記事で書きました。 このブログでアクセス数の多いページのひとつです。
この10個は絶対に覚えなければなりません。 って言うか、中堅校まででしたらこの10個で合格点が取れます。
登場する恒星のうち、夏の大三角を形成するデネブ、ベガ、アルタイルは必ずこの順番で覚えさせています。
この順番は、北極星から近い順です。
北極星とそのまわりの恒星は、一晩中見ることができます。
逆に南中高度の低い星、夏の星座ならさそり座のアンタレスは短い時間で地平線に沈んでしまいます。
そのことを知識の関連付けで覚えさせるためには、「デネブ、ベガ、アルタイル、そしてアンタレス」といったぐあいに4個をまとめて覚えさせた方が良いですね。
星座を作る星の夜空に見える時間長短に関しては、学校の難易度を問わず良く出題されます。
夏の大三角に関連した知識としては、ベガがほぼ天頂を通ること、デネブとベガを軸に大三角をパタンとひっくり返すとアルタイルの行く位置がほぼ北極星になるということを覚えておきましょう。
上位生向けの記事が、これです。
図はフリー素材「ILLUST BOX」から