駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。駒澤大学とは関係ありません。

プラネタリウムに行こう

<地学・天体>三連投のラストです。 今日は、プラネタリウムの良いところという話です。 私のように目の悪い者にも満天の星を見られる、ではなくて。 映画館よりも完全な暗闇になるのでデートのときに隣の子の手を握りやすい、でもなくて。 動きの把握という観点で。 

 

渋谷のヒカリエが有る場所に昔は東急文化会館というビルがありました。 その最上階の五島プラネタリウムによく連れて行ってもらいました。 入り口のドアを入ると半球形の投影ドームが頭上高く広がり、遠近感を失ってめまいのような感覚におそわれました。 

中央には鉄アレイのような形をした巨大なツァイス型の投影機が台の上に載っており、そのまわりを同心円状に椅子がとりまいていました。 椅子の配置は同心円状、つまり東西南北の座席の数が同数でした。 

 「プラネタリウムでは北の表示がある側に座るのが良いのだよ。」 と父から小学生の頃に教えられたのが星の動きに興味を持った最初でした。 

 

自分が父親になって子どもを世田谷区立教育センターのプラネタリウムに連れて行ったとき、同じうんちくを伝えようと思って出かけたら・・・  椅子が全部、南向きに設置されていた。 うんちく不発・・・ 

 

椅子の向きのうんちくをたれるには、渋谷区文化総合センター大和田にあるプラネタリウムが良いです。 ここも大部分の椅子は南に向いているのですが、南側寄りに回転式の椅子が設置されていて北を向いて座ることもできます。 

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で、何度かプラネタリウムに行く機会が作れるなら一回は北の空を見やすい席に座ってみて欲しいのです。 投影中かならず早回しで時刻を進めることをしますので、天空の星が北極星を中心に反時計回りに動いていることが目に見えますから。 これを見ておくと、透明半球の動きが体感できます。 

 

渋谷の(正式名称:コスモプラネタリウム渋谷)ロビーには東急文化会館プラネタリウムで遣われていた投影機が展示されています。 事前に調べて行って鉄アレイ形の傾きは何か、どちら向きに回転するか、太陽、月、惑星の投影装置が鉄アレイの円筒部分に回転リングの形でついているのはなぜかなどの話ができるととても勉強になります。 

 

透明半球が地上から見た天空つまり天動説的な星の動きの把握とすると、地動説的な視点で動きを見るのが太陽・月・地球の三球儀です。 どうしても月の動きをイメージできないと言う子は、三球儀の動きを見せると「ふに落ちる」表情をすることがあります。 どこか近在にないかと調べて府中市郷土の森博物館に有るとわかり、現物を見に行ったことがあります。 

府中のプラネタリウムは今年の5月にリニューアルオープンしたそうです。 展示スペースも変更があったそうなので、今も三球儀が見られるかは不明です。 (博物館のWebサイトを見ても分かりませんでした)

 

 

《蛇足》

ちなみに冒頭に書いたデートの話、真っ暗になるからといっても手をつなぐ程度にとどめましょう。 高い確率で赤外線カメラが設置されていると思います。 人間の目には真っ暗でも丸見えになってる可能性が高いです。 

昔、某テーマパークで叱られました。 途中で真っ暗になるライドで、ビデオカメラのナイトヴィジョン機能を使ってあちこち見ていたら、知らぬ間に赤外線のライトがオンになっていたらしく、「懐中電灯の使用はお控え下さ~い!」って館内放送で叱られた。 

後にアルバイト経験者に話を聞いたら、あらゆる場所に赤外線の監視カメラを設置してあるそうです。 某おばけ屋敷の「たくさんのおばけがダンスをしているシーン手前の曲がり角あたり」は凄いですよーって言ってた。