1月31日まで勉強に使える日はあと40日(今日を入れたら41日)です。 40日しかない? いいえ40日もある。 正月をはさんだ冬期休み、1月の学期、お尻のブースターロケットに火がついた子は、この期間に得点力がぐっと上がります。
師走だ、クリスマスだ、イルミネーションだと浮かれた雰囲気の中、お子様の気持ちはどうでしょう、暗い顔をしてはいませんか。
まだ過去問の演習が合格者平均点に届かない、苦手単元の多さに途方に暮れている、夏からの疲れが溜まっているなどなど、後ろ向きな気持ちになる原因は山ほどあります。
こんな時期こそ受験生を支える大人は、前向きな顔を見せたいです。 無理にでも。
今日は冬至、一年で最も昼が短い時期です。 今日からは毎日、春に向けて昼が長くなって行くのです。 こんなことも気持ちをポジティブに切り換えるネタになります。
得点が合格者平均に届かないと子どもが暗い顔をしている。 これだって見方によってはポジティブな状況です。 だって本人自身がそこまで真剣に志望校に向き合っているのですから。
苦手単元の多さに途方に暮れている。 これは小6のここまでの期間に「得手・不得手の可視化」とか「対象の絞込み」をして来たか否かで対応が分かれます。
して来ている場合は「ほかの子がやってないことをあたなはして来たの。だから一歩有利。 絞り込んだ苦手を40日も見直す期間があるのよ。」と励ますことができます。 それが無い場合は、同レベル校の過去問演習で失点した問題をしっかり見直させることで「効率的な勉強をしているのだ」と伝えて前進感を持たせましょう。
夏からの疲れがたまっている。 「疲れが溜まっているから」とか「大丈夫?疲れていない?」とか本人に言うのはやめましょう。 「あなたは疲れている、疲れている、疲れている。」と繰り返し言われたら、疲労感は倍加すると思いませんか。 疲れているかどうかは本人に尋ねるのではなく、顔色を見て判断しましょう。 そして休ませる時は「疲れているから休みなさい。」ではなく「今日は十分頑張ったから休みなさい。」とポジティブな気持ちで布団に入らせましょう。
あと40日です。 40日もあります。 この期間に驚くほど伸びる子が毎年います。