2月1日からの受験期間中に注意すべき事項について、以前の記事を手直しして再掲載します。
記事の内容は、筆記用具、受験直後の声掛け、解き直し厳禁、受験終了後の留意事項、塾への合否連絡などです。
【受験日の見学】
今年も、校門前の受験応援や下見などの自粛を要請する学校がほとんどだと思います。
長い時間、密集する受験応援は自習すべきですけれど、来年以降に受験する生徒に受験日の朝の様子を見せておくことは効果があることだと私は思います。
集合時刻の30分くらい前が受験生到着のピークですから、そのあたりで最寄り駅と学校の間をお散歩するだけ、というのもアウトかな。
【持ち物チェック】
学校指定の持ち物チェックは、もうすみました?
校門前の受験応援が可能だった頃、私はポケットにコンパスと定規を入れ、更に学校近くのコンビニの場所を確認してから出かけていました。
ですが受験生と保護者様の対応としては、自分でなんとかしようとせずに学校側に遠慮なく相談しましょう。
本人にも、何か困ったときには自分でなんとかしようとせずに、学校側に相談するように繰り返し伝えておきたいです。
【受験直後の声掛け】
受験直後の声掛けで「どう? できた?」と尋ねるのは避けましょう。 それは受験生本人としては答えようのない質問です。 声掛けの例を書きました。
【解き直しは厳禁】
2月1日以降の受験直後の解き直しは絶対にやめてください。
ただし、複数回受験する熱望組にヒントをくれる学校は例外です。
【合否連絡は迅速に】
塾や個別指導の先生への合否連絡は、即座にしましょう。
特に不合格の連絡は、急ぎます。
これまで「恥ずかしい」とか「がんばってくれた先生に悪い」などの言葉を聞いたことがありますが、そのような遠慮はまったく不要です。
落ち込んだ気分の立て直し、翌日以降の受験校への対策など、たとえ準備してあっても不合格の連絡が来なければ対応できませんから。
2023-02-03 11:40 この項目を独立させて再び書きました。
【当日夜発表の合否を本人に伝えるか】
翌日以降も受験が続く場合、当日の夜に発表される合否を受験生本人に伝えるか、それとも伝えないかはご家庭によって両方あります。
ただ、どちらにするかは必ず事前に本人に宣言しておきましょう。
単純なことですが、けっこう見落としがちな注意事項です。
【終了後のタラレバは禁止】
受験終了後のネガティブな「タラレバ」発言は封印しましょう。
それをしても良い、しなければならないのは私たち先生です。