ステープラー(ホチキス)でとじた冊子をバラしてスキャニングすると、バラバラになったページが見開きの左右に並びます。
そのようになってしまったデータから、左右のページに分割する方法の紹介です。
塾の教材を整理する目的で、ブラザーやエプソンの巨大な複合機を買うご家庭は多いです。
単純にコピー機としても使えますし、スキャナーとして使って教材をPDFのデータにすれば簡単に整理ができる・・・ような気もしますから。
それらの複合機ではADF(Auto Document Feeder)という原稿の自動送り装置が付いていますので、複数のページをボタン一発で取り込むことができます。
A3までの原稿を一気に読めるので、読み込みの効率が一気に上がります。
例えばデイリーサピックスなどの冊子の場合、最初にステープラーの針を外してバラバラにします。
針を外す時に、こういう専用の道具が有ると気持ち良く作業ができるので、「やらなくちゃ」の気の重さが減ります。
【両面取り込みのコツ】
上の記事でも書いていますが、A3複合機でスキャニングする時のコツは、片面ずつ2回に分ける事です。
大型のコピー機やScanSnapなどでは、読み取りセンサーが両面に有るので1回の紙送りで表裏の両面を読み込ませられます。
しかしA3複合機では、原稿を行ったり来たりさせながら読み取ります。
まず表側を読み取り、しばらく考え、往復させながら原稿の表裏を裏返し、裏側を読み取る、という動作をページ毎にしますので凄く時間が掛かりますし、紙詰まりも多発します。
片面ずつ2回に分けた方が、はるかに効率的です。
【見開きスキャンの左右分離】
ここから、今日のメインテーマです。
こちらの記事では2つの方法を書かれておられました。
その1:元のテキストを切断してからスキャン
その2:パワーポイント系のソフトにコピー&ペースト
コメントに書かせて頂いた方法の詳細です。
Windows系のパソコン使用が前提になりますが・・・
1:Acrobat Readerなどでスキャンしたファイルを開く
2:印刷を指示する
3:プリンターの候補から「Microsoft Print to PDF」を選ぶ
4:ページサイズ処理から「ポスター」を選ぶ
5:印刷イメージを見ながら「倍率」の数字を調整する
6:印刷を実行して、作成するPDFのファイル名を入力する
以上です。
「倍率」の数字は、初期値100%から増やして行くと印刷イメージが2枚から4枚に変化するポイントが有ると思います。
印刷イメージが2枚に収まる最大値がベストポイントです。
(ちなみに「重なり」は初期値の0mmのままが良いです。)
【ファイルの後処理】
この印刷を使った方法ではページの順番はバラバラのままです。
また表裏を2回に分けてスキャンした場合、ファイルも2個になっています。
ページの順番入れ替えやファイルの合体は、私はAcrobat Pro有料版を使ってやっています。
サードパーティーのPDFソフトや無料ソフトでも出来ると思いますが、それについては未調査です。 ごめんなさい。
【別解】
PDF化作業に、こういうソフトを使う方法もあります。
スマホやタブレットの内蔵カメラを使って書類をPDF化できるアプリです。
私は秋葉原で4千円で買った中古スマホにインストールして、出先で撮影&PDF化、帰宅してWifiにつないでクラウド経由でファイル転送、という使い方をしています。
中国製アプリで無料版だと画面に割り込んで来る広告が鬱陶しいですが、機能的には充分で、デイリーサピックスの全ページ取り込みなら後処理の要らない完全なPDFデータが10分強で出来ます。