2017年型のiPadPro 12.9“のバッテリーが膨らみました。
アップルストアで診断と修理を依頼しました。
2万円でアップルによる整備済み品と交換することができました。
今日の記事は、これまでの経緯と交換終了までのまとめです。
今年の3月にiPadProのジャンク扱い品を29800円で買いました。
中古販売店の店頭でかなりの時間いじらせてもらって、画面の小さな白斑以外の不具合が見当たらなかったことで、納得の上で購入しました。
関連記事 2024-03-14:iPadPro 12.9”を3万円弱で買った
iPadとApplePencilの入手は大正解で、教材作りに大活躍しています。
(その作業に夢中になり、このブログの更新がとどこおってました。)
ところが、5月末頃にボディーに膨らみが発生している事に気づいた。
白斑に近い側のボディーの端に、スキマが出来ていました。
スキマの原因はバッテリーの膨張だと推定しました。
画面の白斑も、部分的に膨張したバッテリーが内側から押していたせいだと思います。
【アップルストアでの診断】
膨張したiPadProを持参して、ストアを訪問しました。
診断プログラムで見てもらうと、バッテリーの能力は新品の88%相当だとのこと。
(7年前のモデルにしては劣化が少ないことに驚きました。)
バッテリーが膨張を始めているのは明らかなので修理を依頼することにしました。
てっきり何日か預けてバッテリーだけを交換してもらうのかと思っていました、が。
iPadPro丸ごと、整備済みの品と交換になるそうです。 費用は2万円強。
購入費用と合わせて5万円でアップル純正の整備済み中古機になるわけです。
修理(って言うか交換)を依頼する際の説明で、印象に残ったことがありました。
・交換はすぐに終わる。
・交換での来店は予約不要。
・移行はiCloudを使ったバックアップを使って、帰宅後にご自身で実施を。
あれっ?って思って、
クイックスタートを使えばその場で移行できるのでは?と尋ねると。
・その場でご自身でクイックスタートを使って頂くことは可能。
・ただし、対応スペースが混んで来た時には場所を移って頂くこともあります。
という内容をかなり「しっかりと」確認されました。
【診断から交換までの時間】
まわりのスペースでの会話を聞いていると最新機種なら当日中の対応もあるようです。
私のは7年前の機種のため「ヴィンテージ扱い」ということで即応は無理でした。
「国内に在庫が無くて米国からの取り寄せになったりすると2週間くらい待つことも。」と、言われましたが、
翌日に交換用の整備済み品が店舗に届きましたというメールが来ました。
【交換の実施】
交換機への移行作業をストア店頭で出来ると心強いです。
そこで、空いているであろう平日の午前中に訪問しました。
結果として1時間半ほどの滞在時間になりました。
その間、どの作業に何分かかったかを以下に整理します。
作業1:受け付け・・・5分
交換品が出て来て、外観確認、初期の起動が済んだところで
「じゃ、お渡しいただく方のデータを消しますので」と言われた。
この場所で、自分でクイックスタートによる移行をして良いか尋ねたところ、
前回訪問の最後に「しっかりと」確認された内容を今日も確認されました。
要は、混んできたら場所を空けて下さいね、ってこと。
作業2:試行錯誤・・・30分
というわけで、旧い方の横に新しいのを置いてクイックスタートを試みたのですが。
いっこうにスタートできない。
何度も手順を戻したり、再起動したり、予備に持参した無印iPadの電源を切ったり(そちらにクイックスタート親機の表示が出ていた)、試行錯誤すること30分。
(その間、まわりの対応スペースに複数の空きが有ることは確認していました。
満席になりそうなら、あきらめて交換だけして帰宅するつもりで。)
対応してくれた方を含めてストアの店員とは、あえて視線を交わさなかった。
助けを求めるような身振りはしたくなかったので。 なんか意地で。
作業3:問題解決・・・5分
30分ほど経ったところで「担当を引き継ぎました」と言いながら新しい人が来た。
私が何をしているか見るなり、
両方のiPadを同時に再起動して見て下さいとのアドバイスをくれた。
一発でクイックスタートが始まりました。
作業4:伏兵登場・・・25分
ようやくクイックスタートが始まった! ここからはすぐだ! と思いきや。
iOSのアップデートが始まってしまった。
アップデートに25分かかりました。
作業5:環境移行と交換・・・15分
アップデートが終わり、ようやくクイックスタートが始まった。
クイックスタートとは、
新しいiPadを起動した時に、隣にこれまで使っていた機種を置いておくだけでBluetooth経由でアプリやデータなどを移行しましょうか?と尋ねてくれる機能です。
来る前に本体ストレージのデータを出来るだけ減らしておいたので、すぐに終わりました。
膨張した古い方を渡して所定の手続きをとって交換が終了。
【まとめ】
感想は書きません。
事実だけを書きました。
クイックスタートを開始させるためのちょっとした操作(同時に再起動)とiOSのアップデートの時間を除けば、30分弱で使っていた環境が移行できたことになります。
iPadやiPhoneなどを修理(交換)する人のご参考になれば幸いです。