長年活用してきたスキャナScanSnapS1500が致命的な故障をしました。
スキャナ出口で紙を送り出すゴムローラーが「溶け」ました。
累計22万枚の資料をPDF化してきた愛機も経年変化と夏の異常高温に負けました。
溶けたのはスキャナー出口のゴムローラーです。
ちょっと前から紙の排出時にペリペリペリと変な音が出はじめました。
紙の通るところを観察したら、出口のゴムローラーが溶けていました。
予熱の終わったレーシングタイヤ表面のようにベタベタになり、そこにべったりと張り付いた紙が引きはがされる時に音を立てていたようです。
ピックアップローラーとセパレータパッドは自分で交換したことがあるので、今回もやり方を調べてみたところ・・・
このローラーの交換はちょっと、というかかなり面倒なようです。
WindowsツールバーのSマークを右クリックしてScanSnapの「消耗品の管理」画面を見てみたところ、ピックアップローラーが交換時期でした。
これ、純正品だとけっこうなお値段しますし、新機種に買い替えることにしました。
金曜日の午後に発注したら、土曜日の朝9時に届いた。
このスピードで玄関まで商品が届く、これでは街の小売店は勝てませんね。
価格も高くない。大規模な拠点の活用で物流コストが最小だから。
でもこれは裏返せば雇用されている人数も最少になるということ。
世の中がすごい勢いで変わっていると感じます。
旧型機のScanSnap S1500はこれでお役御免です。
上の記事を書いたのが5年前、当時の累積ページ数は10万ページでした。
立派に思うのは原稿送りのジャムは起きてもスキャンの取りこぼしがこれまで1ページも発生していないことです。
充分に働いてもらいました。お疲れ様。
と、思っていたのですが。
新機種の購入後さらに情報を調べていたら、分解せずに対応した事例が有りました。
故障したS1500は廃棄するつもりでしたが千円ちょっとで対応できそうなのでパーツを発注してしまいました。
まだ交換パーツは届いていませんが、旧型機S1500の引退は伸びるかも?