予習シリーズのカリキュラム前倒しと難化について「Smile 中学受験」さんが記事を公開されました。
なるほど!と感じる点がたくさん有りました。
インスパイアされて今日の記事を書きました。
前回の私の記事は、これです。
komazawajuku.hatenablog.com記事の要旨としては、このような内容でした。
・2021年度の新4年生分から四谷大塚の予習シリーズが全面改訂
・それを受けて、今年度の新5年生から「夏期講習会の必須化」
・予習シリーズや合判の問題の難度がかなり高くなっている
・トップ層以外の(これまで適合していた)受験生の行き先は?
Smile 中学受験 さんの記事へのリンクです。
まず、そちらをお読みください。
記事中のリンク先記事「5年で一通り終わってる?」も重要な内容だと思います。
記事内リンクの「5年で一通り終わってる?」でお書きになっている『6年上、とても重要でした。』は、強く同意します。
今回の四谷大塚のカリキュラム改訂で、それらが5年下巻、冬期テキスト、春期テキストにドーンと詰め込まれるとしたら・・・やはり私としては騒ぐような話に感じます。
騒ぐような話じゃないか、騒ぐような話か、という事をより具象化するために、受験生からの視点を加えてみました。
騒ぐような話じゃない
・社会抜きの3科目で戦う関西の受験生にとっては
・アルファ安定、YTならS安定レベルの受験生にとっては
・個別指導をオーダーメイドで受けられる受験生にとっては
騒ぐような話だと思う
・一部のトップ層以外の圧倒的多数の受験生にとっては
・集団塾でレディメイドの指導を受ける受験生にとっては
私のブログでは後者の視点から書いて行きたいと考えています。
ちなみに上記の引用先にあるカリスマカテキョ先生の
> カリキュラムが一通り終わってもいないのに
> NN前期のような学校別対策の講座があることに
> 違和感があった
という感想にも、強く同感です。
NNというのは早稲田アカデミーの学校別コースです。
何年か前まではNNA(NNアタックコース)と呼ばれていました。
秋以降の本当のNNコースの前に置かれた準備コースの位置付けだった訳です。
なぜ、それがNN前期という本コース扱いの名称になったのか。
四谷大塚の4月と7月の模試が「合不合判定予備テスト」という名前から変更されたのと同じような、大人の事情を感じます。
自分向け、記事のネタのメモ
・中学入試で社会を取り扱わないこと(賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ)
・山高きがゆえに尊からず(グリーンオンから逆算して考える戦略)
・基礎を大切に 2018-07-09 問題のレベルに要注意 - 駒澤塾