駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。

新ルルAゴールドDXアルファ

このあいだ薬屋に行ったら、「新ルルAゴールドDXアルファ」という風邪薬が棚にありました。 

「ルル」とか「ルル・エース」とかの名前は記憶にありましたけれど、「しん・ルル・エース・ゴールド・デラックス・アルファ」! 

いつのまにかすごいことになってますね。 

というわけで(?)、受験生と保護者を悩ます各校のコースの名称の話です。 

 

各校の出願要項からアットランダムにコースの名称を集めてみました。 

(列挙した順番に意味は持たせていません。)

総合学力評価、適正、特待、思考力、AL思考力、男子ST、女子ST、女子CC、特色、インター、インターSG、インターAG、AL、ISC、MSTC、BaM、Creative English、得意2科、算理、理数インター、算数特別、算数選抜、算数1教科、国算基礎、英検利用、Ⅰ類、Ⅱ類、東大医進、特選、S特選、特進、スーパー特進、S選抜、先進特待、特奨、適性特奨、適性検査型、適性思考力、新思考力入試、思考表現、思考力型、得意型、思考力&発想力、プレゼンテーション型、探求サイエンス、公立一貫校対応、総合型、多文化共生入試、アクティブラーニング、リベラルアーツ、アドベンチャー、アドバンスト、グローバル留学、スーパーサイエンス、スカラシップ、思考力英語CS、英語特化型、英語インタビュー型、未来発見入試、ものづくり、オンリーワン表現力

 

コースの名称から学校名がすぐに思い浮かぶところも有ります。 

コースの詳細説明を読まないと、受験に向けて何を準備させれば良いのか、さっぱり分からないところも有ります。 

 

新型コロナ禍を契機として、公立学校との比較のかたちで「私立学校の対応の良さ」が広く知られました。 

その結果どどどっと新規の受験生が流れ込んで志願者数が大幅に増え、翌年にその反動が出たりして、受験計画の検討に難しさが加わっていました。 

来年度からは落ち着いて来るのを願います。 

 

それと並行して、カオス状態のコースの名称も落ち着いて欲しいです。 

新形コロナ禍以前から、各校が少子化対策として「準備不足でも、なんとなく合格できそうな気がする」コースを新設する動きが活発でしたが、この状態はひどいと思います。 

学校側が「なんとなくおしゃれなコース名」につられて受験するような生徒を集めたいなら別ですが、方向性を明確に表現しているコースの名称に魅力を感じるような生徒の方が学校側としても望ましいのではないでしょうか。 

 

コースの名称で方向性を明確に表現するといっても、最近のアニメのタイトルみたいに無節操に長くなるのは困りますけれど。 

「国際的な視点を持ち自己の表現力に優れているけれど知識の丸暗記量には自信が無い人が粘りと考察力で運が良ければ合格できるかもしれない」コースとか。 

 

 

ここで終わるとタイトル詐欺になるので、風邪薬の話。 

私は症状が出てから風邪薬を飲むことは、しません。 

まだ発熱はないけれど、ちょっと頭痛と悪寒がするなぁという段階で市販薬を飲んで暖かくして寝てしまいます。 

新形コロナ禍への対応でこの3シーズンは寝込むような発症はありませんでしたが、発熱が出てしまった場合には、市販薬は飲まず、ひたすら寝て直しました。 

薬で症状を抑えてしまったら、免疫力を鍛える機会を無駄にしてしまいますから。 

そういえば、 

「どうしても仕事を休めない時に、風邪の諸症状を抑える○○○」というテレビコマーシャルがコロナ禍で姿を消しましたね。 

あれ、見るたびに腹が立っていました。 

「症状を無理に抑えて出歩いて、他人に伝染させてんじゃねーよ!」って。 

 





 

 

 

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