2月1日の受験まであと半月。 この時期に理科(および社会)のアウトプット確認に使えるお勧めの参考書の紹介です。
例年ですと小6の夏期講習までは知識のインプットの時期で、9月頃から過去問演習を含めてのアウトプットの練習の時期でしたが、今年はコロナ禍の影響で、受験生全般の傾向としてインプットの完了が2カ月?、あるいはもっと後ろにずれていると感じます。 その分、アウトプットの訓練が足りていないという感触です。
アウトプットの訓練で残り半月で出来ることを考えると、問題集や過去問を演習するよりも、「広く」「浅く」「手早く」確認が出来る参考書を使って苦手を潰しておく方が、入試本番でマルをひとつ増やすという意味で効率が良いと思います。
その目的に使える参考書としてお勧めできる本です。
1ページに数個の質問があり、ページをめくると解答が載っているという構成です。
これを使う受験生のレベルや科目のバランス的にどのくらいの時間を使えるかにもよりますが、机に座って演習として文字で書くという使い方以外に、誰かに問題を読んでもらって口頭で即答出来たらマークを書き込んで行くという使い方もあります。
理科が400問弱、社会が500問弱という問題数ですが、読み上げ即答方式ならぎりぎりで一冊仕上げられるはず。 試験会場に行く電車の中でマークの無い問題だけを確認するという使い方が出来ます。
難問の訓練をしてもそれが出題されなかったら無駄、それよりも基礎の穴を潰して失点を防げれば、どちらも同じマルひとつです。