夏期講習会も後半戦に突入します。
そろそろ疲れのたまって来た頃ですが、どのくらい頑張れば褒められるのか分かって来て知識習得のペースが上がって来る生徒もたくさんいます。
「頑張る」ということが見えた生徒は強いです。
顔つきが変わります。
私はよく、こういう質問をします。
「入学試験で学校は、君たちの何を知りたいのだと思う?」
生徒達からの返答は、
「テストで点数を取れること」
「頭の良さ?」
「ずばり、偏差値でしょぅ。」
などなど・・・
生徒達からの返答が出尽くしたら、こういう話をします。
今から半年後、君たちは入学試験を受けるわけだ。
そこで君たちは学校の先生が準備した試験を受け、
その得点が基準よりも1点でも多ければ合格、
「うちの学校へいらっしゃい」と言われ、
1点でも足りなければ「来なくていいよ」って言われてしまう。
学校は点数っていう「ものさし」で君たちの何を知りたいのか?
点を取る能力? 知識の多さ? 頭の良さ?
先生は、こうだと思っています。
学校が入学試験で知りたいのは
「その子がどこまで頑張れる子なのか」だと。
君たちが来年合格を勝ち取って入学する学校の先生は、
ひとりのこらず「教えること」が大好きな人たちだ。
子どもたちの「わかった」という時の笑顔を見るのが大好きな人たちだ。
そういう顔を見たくって、
教材を作り、準備をして、全力を尽くして授業をするわけだ・・・
でも、
もし生徒がそれを受け取ってくれない、
頑張らない子だったらどうなる?
悲しいよね。
入学試験で学校が知りたいのは、そういう事なんだ。
その子がどのくらい頑張れる子なのか、
学校はそれを知りたいんだ。
だから、頑張ろう。
ここからの半年間めいっぱい頑張ってみようよ。
なにをすれば良いかは私が示します。
つまり、なにをしなくて良いかをはっきり示します。
だから私がやれと言った事はかならずやること。
あと半年、先生といっしょに頑張ろう。