駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。

受験情報の検索方法:その4

GoogleとBingでブログの記事をURLを使って検索してみた結果と考察です。 得られた結果に驚きました。 特にSEO対策などをしていなかった私のブログで、記事がGoogleのインデックスに登録される(=検索にヒットする)のは記事公開の2ヵ月後でした。

 

まずは調査結果です。

自分のブログの記事のURLを各検索エンジンのキーワード欄に貼り付けて検索してみました。 URLで検索して「見つかりません」と返って来たら、それはインデックスに収録されていない証拠だという事でしたので。

 

×の印は「見つかりません」と返って来たもの。

○と◎の印は該当するページが結果に出て来たもの。

◎の印と△の印については後述します。

 

2020/06/02 Google:× Bing:◎ 受験情報の検索方法:その2
2020/06/01 Google:× Bing:△ 受験情報の検索方法:その1 →2020/03/06和の法則なのに・・・
2020/05/21 Google:× Bing:△ 立方体の切断:正四面体になる切断 →2020/05/21EPSON ・・・
2020/05/11 Google:× Bing:◎ Sapixが算数に少人数・双方向授業を実現するには
2020/05/02 Google:× Bing:◎ 在宅時代の学力診断はどうなる?その2
2020/04/23 Google:× Bing:◎ 四谷合判 点数と偏差値の対比表
2020/04/22 Google:× Bing:◎ 先生向け:Zoom自習室の設定例
2020/04/21 Google:○ Bing:◎ 先生向け:Zoom集団授業:複数台の活用例
2020/04/19 Google:○ Bing:◎ 先生向け:Zoom設定の必須項目
2020/04/17 Google:× Bing:◎ Zoomのセキュリティ:参加者からのチェック項目
2020/04/18 Google:○ Bing:◎ 先生向け:Zoom設定例紹介の前に
2020/04/17 Google:× Bing:◎ Zoomのセキュリティ:参加者からのチェック項目その1
2020/04/15 Google:× Bing:○ 家庭教師は要請対象外:東京都
2020/04/10 Google:× Bing:◎ Zoomによる授業:中間報告
2020/04/09 Google:× Bing:◎ Zoom(ズーム:Web会議システム)とは
2020/04/07 Google:× Bing:◎ 理科の弱点補強で今できること(2行目に表示)
2020/04/06 Google:× Bing:◎ 算数の見直しに使える教材
2020/04/05 Google:○ Bing:◎ 今年の天王山が「今」だと気付いていますか?
2020/03/18 Google:○ Bing:◎ 解く速さを上げるには
2020/03/16 Google:○ Bing:◎ 年令算の分類は?
2020/03/14 Google:○ Bing:◎ 光合成と呼吸:光の強さとデンプンのグラフ
2020/03/12 Google:○ Bing:◎ 光合成と呼吸:知識のネット化
2020/03/11 Google:○ Bing:◎ 集団塾には分割教室をお願いしたい

 

ひと目で判るように、私のブログでGoogleのインデックスに収録されているのは4月初旬以前のページです。 気合を入れて書いたZoomに関する設定のノウハウや、立方体の切断に関する解説はGoogle利用者からは「存在しないのと同じ」だったという訳です。

実際にGoogleに「Zoomのセキュリティ:参加者からのチェック項目」というキーワードを入れて検索してみましたが、出て来ませんでした。 なんてこったい orz

 

○の印と、◎の印の違いは、一重丸は該当する1ページだけが表示された場合で、二重丸は該当するページにならんで「駒澤塾」の記事がずらっと並んで表示された場合です。 BingでURLを使って検索するとひとつ上のディレクトリにぶら下がった情報を表示してくれます。

また△の印は、該当するページは表示されなかったけれど、それ以外の「駒澤塾」の記事がずらっと並んで表示された場合です。これも同様な動作ですね。

BingでURLを使って検索すると「駒澤塾」のページがずらっと表示されますが、キーワードで検索すればそういうことは起きません。 例えばさきほどの「Zoomのセキュリティ:参加者からのチェック項目」というキーワードで検索すれば駒澤塾の記事を含めて関連記事がいろいろなサイトから検索されて表示されます。

 

ちなみに、この「Zoomのセキュリティ:参加者からのチェック項目」というキーワードで検索した結果を眺めていて、私としてはGoogleの結果よりもBingの検索結果の方が「使える」と感じました。 Googleで最初のページに並ぶのはZoom社や日商エレなどの法人の情報が多く、Bingのは実用的に使える情報が多い気がします。(ご自身でお確かめ下さい)

f:id:komazawajuku:20200605011848j:plain

 

 

今回の一連の記事のタイトル「受験情報の検索方法」に関しては、検索エンジンとしては(現時点では)Bingが良いこと、及び前回の記事のにほんブログ村やインターエデュの使い方を含めて終了となります。

 

あれ?と感じて、調査をしながら同時並行的に記事を書いて来たのですが、私としては過去2ケ月分の記事がGoogleの検索対象外だったという事実を知ることが出来たのが大きな成果でした。

二つの検索結果の差は『検索アルゴリズム』と『インデックスへの収録』に原因があると考えられます。

 

検索アルゴリズム

Googleの検索結果で上位に表示されるかどうかが営業的に死活問題と成り得る以上、個人レベルでは資本力のある法人に勝てるわけが無い気がします。

Bingの結果が「使える」ように感じた理由は、利用者の少なさからBingのアルゴリズムを対象としたSEO対策が進んでいないためかも知れません。 

今回いろいろ検索を試していて、Yahoo!一強だった時代からGoogleに切り替わろうとしていた時代を思い出しました。 インターネットの急激な利用拡大にディレクトリ型だったYahoo!が対応できなくなりつつある中、プログラムによる自動インデックス生成で膨大な母集団からの検索を可能にしたGoogleは感動的でした。

その後、今で言うSEO対策でマナー違反な技を使ったサイトが乱立し、検索アルゴリズムを悪用したサイトとGoogle側の対策のバトルが延々と続きました。 Googleが検索キーワードをジャンプ先に渡してこない理由も、おそらくこれでしょうかね。 

高額な費用を使ってSEO対策のプロをやとった法人サイトには勝てないにせよ、Googleで1ページ目、せめて2ページ目までに表示されることは「見つけてもらう」ことに大きく影響しますので出来る範囲でやって行くつもりです。

パソコン版のページでは最下部のフッターに

このブログはリンクフリーです
リンク(はてな用語で「言及」)に事前連絡は不要です

と書いていますが、これもささやかな順位上げが目的で、他のサイトからリンクを貼られているとGoogleの評価が上がるそうです。 リンクは遠慮なく貼っていただいた方が私としては嬉しいです。

SEO対策とのバトルの結果、Google内での検索アルゴリズムは相当に複雑な処理になっていると推測します。 この処理の負担がインデックスの収録に2ヶ月ものタイムラグを生じている原因のひとつなのではないかと疑っています。

 

インデックスへの収録

せっかく書いた記事が2ヶ月もGoogleに無視されていたことはショックでした。

対策としては『Google Search Console』というキーワードが見つかっているのですが、なんかそれを使うのは勝ち負けで言うと負けな気がするなぁ。

などと思いつつ調べている最中なのですが、これの対策実施で劇的に変わるかもしれないです。

 

結果が出たら報告しますが、次の記事はすこし日数が空くかも知れません。

 

 

このブログはリンクフリーです
リンク(はてな用語で「言及」)に事前連絡は不要です
出典を示して頂けるならコピーペーストも自由にどうぞ。
って言うかリンクやツイートでgoogleの表示順が上がるので大歓迎