駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。

受験情報の検索方法:その3

6月1日に書いた『個人ブログの検索、特に最新情報の検索にはBingが向いていることが分かった』という記事の続編です。  私のブログの記事が検索エンジンのインデックスに登録されているかどうか日付けをさかのぼって調べてみました。

 

インターネットの検索は今やGoogle の一強状態です。

他のサイト、Yahoo!なども今ではGoogleと連携してそこから情報を受け取っています。 逆に言えばGoogleの検索結果で最初の数ページ以内に表示されなければ、自分では有用な情報を発信したつもりでも皆に見てもらえないということですね。 万が一、Googleが検索結果の上位に特定の情報を配置した場合、それが世論の趨勢であると思わせることが出来るわけで・・・

 

これって1995年に岡田斗司夫さんの書いた『ぼくたちの洗脳社会』だなぁって思って検索してみたら、公式ブログで全文が公開されていました。 

blog.livedoor.jp1995年といえばテレホーダイの登場で深夜のみとはいえようやく定額制の通信が可能になった頃で、その年の11月のWindows95の登場でインターネットの利用が広く普及する前夜です。 今でこそインフルエンサーとかエバンジェリストという呼び名が一般的になりましたが、当時は「モノ不足・時間余り・情報余り」から人は情報を選択する手助けを求めるようになるという時代の捉え方に新鮮な驚きを感じました。

洗脳という用語はエキセントリックですが、「相手が自分の望む方向へ意思を変えるよう、何かを伝えること」と考えれば、それってコミュニケーションの本質と言えます。

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それはともかく、

検索エンジンの動きを語る前に、ものすごく簡単に仕組みを書きます。

Googleの仕組みの三本柱は「ウェブクローラ」「インデックス」「大容量サーバ」です。

ウェブクローラ:すさまじいスピードで追加される世界中のウェブサイトから情報をかき集めるプログラムです。 あらゆるページからリンクをたどる様子がロボットに例えられることがあります。

インデックス:かき集められた情報(昔は全てのサイトのページがGoogleのサーバ内にコピーされていました。そこから「削除されたページ」の情報を引っ張り出したことがあります。)に対して、検索するためのインデックス(索引)が作成されます。

大容量サーバGoogle自身の解説でも、第三者による解説でも三番目に並ぶのは「検索アルゴリズム」なのですが、私はその項目の前に「大容量サーバ」を入れたいです。 だって凄くないですか? あらゆる情報が瞬時に検索できる形でGoogleのサーバ内で処理されているのです。

 

で、「検索アルゴリズム

これこそがGoogleの根本であり、SEO業者のメシの種であり、たぶん私が検索結果に不満を感じている原因の一つです。

 

SEOとは(Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化)の略号で、要はGoogleの検索結果を上位に表示させるためのテクニックです。

上位に表示させる方法はもう一つ有って、ずばり広告料を払うという方法で、それによる行には『広告』という表示が付いています。

 

営利企業にとって、検索の上位に表示されるかどうかは売り上げに大きく影響する訳で、世の中にはSEO受託業者が満ち溢れています。

その結果、たとえば「グーグルの検索の仕組み」というキーワードで検索すると、最初の3行にGoogle自身の解説へのリンクが来るものの、そこから下は延々とSEO受託業者のページが並びます。 

もちろん、それらのサイトにも検索の仕組みに関する解説は有りますから参考にはなるのですが、全てが情報を提供するサイト構築者向けの説明です。 「情報を探す側の利用者から見て何が困るか」という今回の私のテーマのような情報を書いている人は絶対にたくさん居るはずなのですが、その情報がGoogleから見つけられないわけ。

 

と言う訳で、どのサイトで見つけた情報か今ではわからないのですが、「検索エンジンのインデックスに情報が収録されているかどうかは、そのページのURLそのものを検索してみればわかる」というのを信じて、このブログの日付けをさかのぼりながらGoogleとBingで検索してみました。

 

文字数が多くなって来たので、結果は次の記事で。

 

 

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