「立方体の切断」に関する記事へのアクセス数が増えています。
このアクセス数の増加を見ると、受験学年の本格的な始動を感じます。
今日は立方体の切断の教材を、とても簡単に自作できるという話です。
この記事で、型紙の詳細な寸法を公開しました。
定規とコンパスとハサミだけで精密に作れるようにしてあります。
100均ショップの内寸56mm透明プラスチック容器にぴたっと入ります。
この記事を公開した頃は、評判の高い教材「受験脳をつくる 立方体の切断の攻略」が絶版で、オークションサイトで1万円を超える価格で取り引きされていました。
今は再販されていて1540円で入手できますが、100均でプラスチック容器だけ買って来れば、あとは廃品利用のボール紙で同等の教材が自作できます。
単純に、立方体の容器にボール紙で作った各種切断面の形の型紙を入れるだけの教材ですが、苦手感を持つ生徒には高い効果があります。
・型紙を一枚渡す。(たとえば菱形)
・どこを通る面で切断したらこうなるか、考えさせる。
・容器に型紙を入れる。
・ぴたっとはまって、どこを通るか一目瞭然!
(菱形の場合、2つの頂点と辺の中点が2つ)
最近、この型紙を渡す相手への負担感を少なくしたくて、A4に収まるように位置を調整し、わざとラフな手書きでデザインし直しました。
使った紙は山のように手元にあるレポート用紙の台紙の灰色ボール紙です。