駒澤塾:中学受験の算数・理科

中学受験の算数・理科を中心に書いて行きます。駒澤が旧字体なのは検索をしやすくするためです。

二月の勝者の登場人物:講師とかドラマとか

二月の勝者に登場する生徒と保護者について3回に分けてクラス別に整理しました。 最後に、登場する講師とか10月からスタート予定のドラマの話などを書きます。 

 

二月の勝者の登場人物:Ωクラス:11巻までのまとめ - 駒澤塾

二月の勝者の登場人物:Aクラス:11巻までのまとめ - 駒澤塾

二月の勝者の登場人物:Rクラス:11巻までのまとめ - 駒澤塾

 

【講師陣】 

見直してみてたら、記憶よりたくさんの講師が登場していました。 

ただ、その人たちは第2巻で紹介された非常勤講師です。

つまり常勤講師(=正社員)に対してアルバイトの身分の人たちです。

そして、ほとんどが二度と出て来ていません。  

 

あと、舞台となる桜花ゼミナールの校舎、事務担当が一人も居ませんね。 

教務担当が事務も対応する塾なのかな? 

だとするとブラックな職場のはずだけど、そういう描写は無いですね。 

 

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 桜花ゼミナール吉祥寺校の常勤講師はおそらく5名です。 

保護者面談は、常にこの5名だけが行っていますから。

 

という事は、桜花ゼミナールは夏期合宿(第5巻、第6巻)で名前が登場した早馬塾とは違って、非常勤講師は純粋に「授業の実施」だけを受け持っている学習塾だとわかります。 

時間単価で「授業の実施」だけを受け持っているため、生徒との関わり方が薄いという理由で、その後のストーリー展開に登場しないのでしょう。

 

括弧の中はドラマでの俳優名です。  

 

【黒木蔵人】(Cast:柳楽優弥
 フェニックスの出陣式(受験まであと1日)での印象的なスピーチで劇的に登場。
 このスピーチ、オリジナルは超進学校(たぶん開成)の校長が

 「新入生(=合格者)」に対してしたもの。

 それを、1月受験で灘、ラサール、渋幕に合格を取っているという設定とはいえ
 明日が本番の「受験生」に対して話すって・・・


 卒塾パーティーでならともかくも、実はかなりヤバいシーンです。

 

【佐倉麻衣】(Cast:井上真央
 桜花ゼミナール吉祥寺校に配属された新入社員
 本人に中学受験の経験は無い
 大学生の時に家庭教師の経験

 

【桂】
 佐倉をサポートする先輩女性社員
 重要な役だが苗字のみで年齢、名、担当科目など不明
 中学受験の経験者で女子高(キャリア教育重視)出身
 社長を目指していると冗談半分の顔で発言しています(第3巻)

 

【橘勇作】
 算数・理科担当 32歳
 黒木が転職した理由に疑念(第1巻)
 アルバイトからそのまま就職した(第3巻)
 黒木の個別への誘導に報奨金目当てかと非難(第4巻)
 どぶに落ちた石田王羅のシャツを洗ってやっている(第5巻)
 石田王羅の個別への転校で黒木に宣戦布告(第5巻)


 トラブルに山本佳苗との面談だけで安易に幕引き(第6巻)
 自習室で大内礼央を冤罪で叱りつける(第6巻)
 加藤匠保護者面談ではベテランらしく情報提供(第7巻)
 大内礼央の母親からのクレーム電話をこじらせる(第10巻)
 黒木の隠れ塾で碧山に助っ人だと誤解される(第10巻)
 翌年度の人事異動を黒木から告げられる(第10巻)

 

木村大志
 社会担当 27歳
 印象に残るようなシーンが・・・無い

 

【杉山校長】
 桜花ゼミナール吉祥寺校の前校長
 必勝はちまきを巻いた姿で出陣式に登場
 合格実績不調で異動、そのまま物語から消えた

 

 

吉祥寺校のメンバー5人を取り巻くメインキャラです。

登場がとびとびになる分、ストーリーとのからみが記憶から抜けてしまいがちなので、ちょっと詳しくメモを取っています。 


【白柳徳道】
 桜花ゼミナール社長 60歳
 黒木をフェニックスから引き抜いた。
 その目的はヘッドハンティングだけではない、という伏線が随所に見られる。

 

【碧山皐月】
 桜花の新人講師 お茶の水校 22歳
 白柳社長とのタメ口な会話シーンで登場(第5巻)
 「毎日研」の卒塾生
 合宿には遅れて参加
 古巣の毎日研で臨時講師のバイトしてた経験あり
 東大卒

 全校舎校長会議に書記として出席(第6巻)
 社長の前で「課外活動」のショーマを助けるよう
 黒木が依頼している。つまり、社長公認。(第6巻)
 夜のファミレス「ガヌト」でショーマと打ち合わせ


 碧山は入社初年度の今年、授業を持っていない
 高3のティアラ(国立大志望)のサポートを依頼される(第11巻)

 

【ショーマ】
 歩きスマホ(ソシャゲ)が原因で佐倉とコンビニ前で
 ぶつかりバイーンと跳ね飛ばされるロンゲ男(第2巻)
 島津の家庭状況を調査し、結果を黒木に報告している(第4巻)
 島津親子に介入しようとした佐倉を止めた(第4巻)
 黒木と共に課外活動(裏学習塾)の拠点前の路上で誤解を
 した男に襲われ、佐倉に助けられるも黒木は拒絶(第4巻)
 センセはね…ここで星を拾っては投げているんです。(第4巻)
 黒木からフルーツサンドの差し入れで笑顔
 フェニックスでつながりがあったらしいセリフが有り
 「パイセン」という名前が登場=おそらく碧山(第6巻)
 ファミレス「ガヌト」で碧山と打ち合わせ(第11巻)

 

【灰谷純】(Cast:加藤シゲアキ
 フェニックス小学部講師
 前田花恋の引き抜きで登場(第2巻)
 夜のファミレスで問題を解いている所を桂と佐倉が目撃
 落とした教材を佐倉が拾った(第3巻)
 県立科学館で帰省中の佐倉と邂逅 宇宙マニア(第3巻)
 お祭りの夜店で佐倉と再会、黒木の個人受託への非難と、
 塾業界の単価にまつわる裏話をする(第5巻)
 黒木が上杉海斗に開成をすすめていることを知り
 駅前で宣戦布告(第10巻)

 

 

桜花ゼミナール吉祥寺校と連携をとっている塾の関係者です。

ノビールの木田さんと、エヴリィの木田川さん、名前も顔もかぶってません? 

 

【木田】
 個別指導ノビール 吉祥寺校校長
 ノビールは桜花グループの個別指導塾 同じビルの5階

 新規生徒を受け入れる余裕が有るか黒木と打ち合わせ(第4巻)
 黒木はRクラス向け表彰状の裏でノビール体験授業の勧誘(第4巻)
 黒木と作戦会議をしたΩの柴田まるみも体験授業を受講(第4巻)

 石田王羅は黒木の勧めでノビールへ転校(第5巻)
 柴田まるみは体験は受けたが入会していない(第10巻)
 大内礼央は80分×2コマに木田の勧めで1コマ追加(第10巻)
 今川理衣沙はスーパースペシャリストで偏差値15上げろと(第10巻)

 

 各家庭での風景、および帝都模試の保護者控室での描写の後に
 「誰にも相談できない…」とコラージュされている5人は
 島津順、福島圭、前田花恋、山本香苗、武田勇人の母親
 Rの3名は、いずれもノビールとWスクールをしていない人だ(第10巻)

 

【木田川】
 公立中高一貫校に強いエヴリィ進学会 校長(?)
 黒木は社長から紹介されて島津の相談を持ち込み
 成績を見て喜んでスカラ枠で受け入れると返答をもらう(第9巻)
 エヴリィ主催の都立中説明会で島津順母子と面談(第11巻)

 

 

 

 

【ドラマが10月にスタート】

本来は昨年スタートのはずだったのが、コロナ禍の影響で延期になりました。 

10月スタートというのは、子役が夏休みの期間に一気に撮影するためでしょうね。 

 

ドラマ、ちょっと楽しみです。 

現時点ではメインキャストの講師役のみ配役が発表されていますが、私としては講師より生徒にどんな子役があたるかが興味深いです。 

原作の漫画にはかなり学習塾の関係者がからんでいると感じるのですが(そう感じるくらい描写に違和感が少ないです)、ドラマの子役オーディションに関係者は加わるのかどうかが不安です。 

それぞれのクラスに居そうな雰囲気の子がきちんと配役されるのか、子役事務所とかスポンサーの都合でイメージの違う子が押し込まれないのか、その辺のからみで。

 

 

 

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