本日の昼過ぎ、ブルーインパルス所属の6機が医療従事者への感謝と敬意のために東京上空を飛行しました。 昼過ぎ、ジェットエンジンの音を聞聞いてベランダに飛び出しましたが、頭上は通過した後でした。 それでも快晴の空に伸びて行く5条のスモークを見送ることはできました。
真っ青な空、ブルーインパルス、そこに描かれるスモーク・・・ 56年前に見た空を思い出していました。 あの日も群青色に近い空の色をした快晴で、そこに五つの輪が描かれる様子を品川区から見ていました。
本来ならあと2か月ほどで五輪だったのですね。 聖火リレーが自宅から100メートルほどの所を通るので何時から場所取りが必要かな?とか、ウェイトリフティング決勝の日(抽選に当たりました)は生徒対応をどうカバーしようかな?・・・などと考えていたのがずいぶん昔のように感じられてしまいます。
東京都がステップ2へ移行できるかの判断が本日発表されますが、すでに集団塾は続々と対面授業に移行を発表しています。
(以前も言及しましたが、情報はここが素晴らしいです)
ウィルス感染について調べられた方は、今回の規制解除が問題解決によるものではないと理解されていると思います。 献血に来た人(=いっさい症状等の出て無い人)のサンプルとはいえ、まだ抗体の保有率は1パーセントにも達していませんから。
今、私たちにできることは医療崩壊と経済活動の崩壊の上下のラインの間で新規感染者数をコントロールすることだけだと思います。 とすると、有効なワクチンが開発され、それの量産体制が整い、広範な接種によって社会的免疫性が担保されるまで、医療従事者への負担が続くと言うこと。
本日のブルーインパルスの飛行は医療従事者への感謝と敬意のためと報道されていますが、大切なのは「我々自身が協力して危機を乗り越えよう」という気持ちだと思います。
私はこう呼びたいです。
感謝と、敬意と、決意のための飛行と。