四谷大塚の合不合判定テスト第一回の過去データを調査して、各科目で目標の偏差値に対して何点取れば良いかという、おおまかな表を作成しました。
2020/4/24 00:12 今年のデータを追加して更新しました。
2021/12/10 22:22 第六回のデータを記事にしました。
2021/12/10 22:22追記 ★ ★ ★
四谷大塚の合不合判定テストの点数と偏差値の対比表を検索して来訪される方が多いようです。
点数と偏差値の対比表は、この記事の第一回と第六回について記事にしていますが、それ以外の7月から11月のテストについては記事にする予定は有りません。
12月(第六回)のまとめは、こちら。
komazawajuku.hatenablog.com追記、ここまで。 ★ ★ ★
今回の合判は、校舎で受験、自宅で解いて郵送、教材を受け取っただけ、と対応は分かれたにせよ、四谷大塚で採点した分の帳票がそろそろ郵送されて来ているようなので、それに合わせて記事を掲載します。
(合判の取り扱いについて4月8日に書いた下記の記事は混乱の中、情報の網羅性に欠けていました。申し訳ありません。)
今回の模擬試験は受験した生徒の構成、つまり統計解析される母集団の様子が大きく変わるため、判定の信頼度に不安を抱かれる方が多いと思います。
四谷大塚が問題の難易度を例年と変える理由はありませんから、もしも今年特有の影響が大きく出るとすると平均点や得点分布に差が出るはずです。
そこでデータをかき集めて(穴だらけですが)5年分の推移表を作ってみました。
データを整理してみた結果、今年の数値も十分判定に使えると私は感じています。
もともと個々の回の偏差値は2や3、へたすれば5くらいは学力以外の要因で変動する数値ですので、その精度で良いならば今年の平均点や分布パターンは過去5年間のブレの範囲内に収まっているように見えました。
参考:偏差値の変動について書いた記事
今回の表はどんどん引用していただいてかまいません。
中学受験に関わる人たちから、各科目について今年の問題は難しかったか易しかったか、それにより偏差値は厳しめに見た方が良いか、高めに見積もっても大丈夫そうかなどの意見が出て、それによって今年の偏差値の解釈に対する精度が上がるなら嬉しいですから。
【男子算数】
【男子国語】
【男子理科】
【男子社会】
【男子2科】
【男子3科】
【男子四科】
【女子算数】
【女子国語】
【女子理科】
【女子社会】
【女子2科】
【女子3科】
【女子4科】
【まとめ】
表をまとめてみて、今年の偏差値データは例年と比べることが十分に出来る数値だと感じています。
ただこれは、兄(姉)のおられるご家庭で「兄(姉)と比べて現時点の得点力レベルがどうか」の参考になる偏差値の数値です。
偏差値というのは「その模試の受験生全体の中で、どのような位置に居るのか」という数値ですから、来年の入試で成績の順に合格者が決まることと合わせると出て来た合格率の値はアテになるはずですが・・・
受験生そのものの人数や学力分布などが大きく変わると思われますので、今後の動向から目が離せません。
【2021年4月2日:追記】
はてなブログのアクセス解析で見ると、このページにはgoogleなどの検索サイトから来訪される方が多いようですので、関連ページへのリンクを追加します。
【2022年4月11日:追記】
こういう記事も書きました。